睡眠不足からくる耳鳴りは自律神経に関係が
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睡眠不足による耳鳴りは自律神経に問題がある場合が大半です。
どんなに体にいいことをしている人でも、もともと自律神経のバランスのいい人でも睡眠不足になると一発で自律神経のバランスが崩れるからです。
自律神経には日内変動があります。
一般的には夕方から夜にかけて副交感神経のレベルが上がるため副交感神経がやや優位な状態になります。
ところが徹夜で仕事をした時など本来であれば副交感神経が優位になる時間帯に交感神経を刺激してばかりいると、副交感神経が上がるタイミングを失い、そのまま交感神経が上がる時間帯になってしまうため、何をしても副交感神経が上がらない状態になってしまうのです。
そのため睡眠不足は副交感神経のレベルを低下させてしまいます。
たとえ健康な人であっても、睡眠不足は持てる能力を発揮する際に大きな足かせになります。
よく試験や受験の前に徹夜で勉強をする人がいますが、本当の実力を発揮するには十分な睡眠をとることが大事です。
なぜなら自律神経のバランスが乱れることによる血流悪化の影響は全身に及び、筋肉の動きを単に悪くするだけでなく脳に対する活性化も落としてしまうことになるからです。
頭脳も運動能力も、体の治癒力も人間の心身に関わる全てにおいて、本来の実力を出し切るには、最低限の条件として十分な睡眠をとっておくことが必要です。
また怒ったり、イライラしたり、焦っていたり興奮している時は交感神経が過剰に優位になっているため眠りが浅くなります。