中耳炎によって起きる後遺症の耳鳴りについて
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中耳炎とは、中耳に急性の炎症が起こる病気で赤み、腫れ、発熱が急性炎症症状として起こります。
耳や頭の痛みを伴い、時には鼓膜に膿がたまる場合があります。
中耳炎は細菌やウイルスが中耳に侵入することによって起こります。
耳鳴りは音の聴こえるどの器官に障害があっても起こる症状です。
耳鳴りは中耳炎が原因による後遺症としても起こります。
耳鳴りの中には頭で音が鳴っていると感じたり、耳の外で鳴っていると感じるものもあります。
内耳の他に、外耳や中耳の異常が原因です。
まずは中耳炎の治療が必要であり、抗菌薬の服用により炎症を鎮め、解熱鎮痛剤によって熱を下げ、痛みをやわらげます。
鼓膜が強く腫れている場合は、鼓膜に小さな穴を開けて膿を排出させることもあります。
耳鳴りの対症療法には、主に服薬療法が行われます。
耳の神経の働きを高めるためのビタミン剤、耳の神経への血液のめぐりを良くする循環改善剤、耳の神経のエネルギー利用を高める代謝賦活剤などを幾つかの薬を併用して服用します。
また、うなじや肩、首の凝りの強い場合は筋肉の緊張を取る効能の薬を併用することもあります。
耳鳴りそのものがストレスとなり日常生活に集中出来なかったり、眠れないという場合にはストレス防御剤や睡眠導入剤を処方されることもあります。
耳鳴りが気になることから来る不眠は、逆に不眠そのものが症状を悪化させてしまい、悪循環となるために、そのような場合は積極的に睡眠導入剤を使用することが勧められます。
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