原因不明の耳鳴りは膠原病の可能性があるので検査が必要です
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誰でも一度は耳鳴りを経験したことがあると思いますが、その原因についてはあまり知られていません。
また、時にはその症状が病気につながる恐れもあるのです。
耳鳴りの特徴は、本人にしか聞こえない、慢性的に起こっている、原因となっている病気が何なのかわからない、などです。
一般的に高齢になるにつれて耳鳴りの症状は多くなると言われていますが、年だからと放置するのは危険です。
高血圧、脳腫瘍、聴神経腫瘍、脳血管の異常などが原因となって起こる場合があるからです。
ですから耳鳴りの症状が頻繁に起こるようなら、耳鼻咽喉科できちんと検査をしてください。
病気が原因で症状が出ている場合は、病気が治れば症状も自然に改善されていきます。
また耳鳴りや急な難聴などの症状が出た時には、膠原病の初期症状の場合もあるのです。
専門医のところで聴覚検査を受ければ、内耳や中耳などのどこに障害が起こっているかを診断してもらえます。
もし原因となる病気が膠原病であれば、すぐに専門の治療を受ける必要があります。
膠原病というのは体内の免疫システムの異常と関係のある病気で、自分の免疫が自分を攻撃することによって炎症を起こし、臓器や組織を破壊してしまうのです。
膠原病といっても色々な種類や病名があります。
ですから耳鳴りだけでなく、発熱、咳き、蛋白尿、関節痛、湿疹、腹痛、身体がだるいなどの症状が長く続いた場合は膠原病の可能性があるのです。
風邪や胃腸炎の症状に似ていますから、1ヶ月近くも改善しない場合は病院で検査が必要です。
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