耳鳴り、めまい、しびれには耳の働きに問題が
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めまいやしびれと同じように、耳や脳に異常がない場合でも全身性の病気や生活習慣、自律神経の乱れによって耳鳴りや難聴が起きることがあります。
生活習慣病の高血圧や動脈硬化は、耳の中にある内耳の働きを低下させ、耳鳴りや難聴を誘発することは多くの人に知られていることです。
その他にはストレスや過労、偏った食事、不規則な生活が引き起こす耳鳴りは少なくはないのです。
長時間のストレスが過剰にかかることによって、脳の神経が興奮する状態になり、どんどん症状を悪化させる結果を招くことになります。
また、大音量でヘッドホンで音楽を聴いていたり、カラオケで大声で歌った後などに内耳に細胞に影響があり要注意です。
短い耳鳴りは誰でも経験することで心配はないのです。
耳の構造は、外側から外耳、中耳、内耳の3つから成っています。
その中でも最も中にある内耳は平衡感覚に重要な蝸牛、三半規管、耳石器があります。
体を動かすと三半規管と耳石器がキャッチした情報が脳幹を経て小脳に伝わるようになっています。
そうして小脳はこれらの情報をきちんと処理して、バランスや姿勢を保つための指令が全身に伝えられるようになっています。
その結果として平衡感覚を保てるように人間の体はなっているのです。
このような体の平衡感覚に関わる耳の内耳の器官や脳幹、小脳などに何らかの異常がある場合には耳鳴りが起こります。
そのためめまいと耳鳴りは同時に起こることが多く、原因が判然としないままのいくつかの医療機関を転々とするのは危険です。
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