耳鳴りの原因や治療方法、対処の仕方などについて解説

筋肉疲労性の耳鳴りに効果のある温湿布

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耳鳴りとは、実際には外部で音がしていないにも関わらず、「キーン」といった不快な音を感じる病気です。
その症状は、軽い不快感を感じる程度のものから、不眠やうつ病を引き起こす程の重いものまで様々です。
時には、脳腫瘍などの命に関わる重大な病気や、難聴の前兆であることがあるため注意が必要となります。
 耳鳴りの分類は、大きく二種類に分けられます。
聴診器などを使うことで他の人からも雑音が確認できる「他覚的耳鳴」と、本人にしかわからない「自覚的耳鳴」です。
「他覚的耳鳴」の場合は、筋肉の痙攣や血管の病気が原因となって引き起こされます。
そのため、早急に脳神経外科や耳鼻咽喉科を受診して治療にとりかかる必要があります。

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 治療が難しいのは、「自覚的耳鳴」の場合です。
はっきりした原因が特定できないため、治療法が確立されていないのです。
そのため、内服薬(ステロイド・漢方薬・安定剤など)、点滴、注射、高気圧酸素療法、人工内耳、鍼灸療法、ツボ押し療法、心理療法などなど、様々な治療法が乱立している状況です。
いずれの治療法も確実に症状を消すというのは難しいと言われています。
 首や肩、背中などの筋肉疲労がひどくなると、内耳動脈の血流が悪くなり老廃物が蓄積されて耳鳴りの原因となります。
この場合の耳鳴りには、疲労した部分を温湿布や蒸しタオルで温めることでその解消に効果が期待できます。
温めることで血行が促進されるためです。
 耳鳴りとはこのようにとても厄介な病気ですが、病院で適確な診断を受けたら、諦めないでそれに即した治療を続けていくことが大事です。

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