バセドウ病が原因で起こる耳鳴り
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バセドウ病とは、甲状腺機能亢進症と言われている病気です。
甲状腺機能亢進と言う言葉の通り、甲状腺のホルモンが様々な原因で過剰に分泌されてしまう病気です。
20代から30代の若い女性に良く起きる病気です。
甲状腺は首にある器官で、甲状腺ホルモンを作っています。
甲状腺ホルモンは、体内でタンパク質の合成をしたり、代謝をあげて体の活動をしやすくしたり、体の成長を助ける性質があります。
バセドウ病の症状は、動悸、汗が異常に分泌される、疲れやすくなる、首が腫れると言うものがあります。
自律神経失調症と症状が似ていますが、喉が腫れると言う点に違いがあります。
人によっては、めまいや耳鳴りが起きる事もあります。
耳鳴りがしたり、めまいがあり、疲れやすくなって首が腫れてきた時は、検査を受けるようにしてください。
バセドウ病は、治療をすれば予後の良い病気です。
治療では、甲状腺からのホルモンの分泌を抑えます。
方法としては、大きく分けて、薬を使用しての治療、手術療法、アイトソープ治療の3つの中から選ばれます。
薬を使っての治療は、ホルモンの量を調整してコントロールする事で、緩解するのを待つ方法です。
手術療法は、甲状腺を亜全摘する事で甲状腺の量を調整する方法です。
甲状腺が大きい人や、妊娠を希望する人に使用する事が多い方法です。
アイトソープ治療は、放射線ヨードを利用した方法です。
放射性ヨードを飲む事で甲状腺の機能を低下させて、ホルモン量を調整します。
このように、バセドウ病にはいくつかの治療方法がありますので、罹患しても適切な治療さえすれば、日常生活を送る事が出来ます。
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