耳鳴りの原因や治療方法、対処の仕方などについて解説

拍動性耳鳴りの原因と治療について

スポンサーリンク

耳鳴りの中にはドクドクやザーザーといった血管が脈打っているように聞こえるものがありこれを拍動性耳鳴りと呼びます。
この原因はいくつかありますが、最も多い原因は耳やその周辺の血管が動脈硬化など何らかの理由で狭窄し、血液の流れが悪くなることでその音が聞こえるというもので、自然に治る場合が多いです。
しかし長期に渡って耳鳴りがする場合は脳や脳周辺に疾患がある可能性があります。
具体的には、頭の中の動脈と静脈が短絡している場合や頚動脈の血流が悪くなっている場合、何らかの原因で頚静脈球が中耳にせり出している場合や中耳や頭蓋底に腫瘍ができている場合などです。
これらはCTやMRIや血管造影などの画像診断で見つけることができます。

スポンサーリンク

拍動性の耳鳴りの治療は原因によって異なりますが、手術のよって血管を梗塞したり、ステントで血管を広げたり、腫瘍を摘出したりします。
また、肥満女性に多い良性頭蓋内圧抗進症が原因の拍動性耳鳴りの場合は体重改善も並行して行われることが多いです。
しかし、拍動性の耳鳴りの原因特定は難しく、様々な検査をしてもなかなか原因が分からない場合もあります。
そのような場合は治療が困難となりますがどのような時に症状が酷くなるか、また軽減されるかなどを自分で気をつけるようにすることで自分なりの対処法を見つけることができるかもしれません。
そして自分で気づいたことなどを医師に伝え、焦らずに原因を究明して行くことが必要となります。

スポンサーリンク

記事の内容は気に入っていただけましたでしょうか?

もしも当記事を読んで気に入って頂けましたら、
ソーシャルメディアボタンで共有して頂けますと非常に嬉しいです。

このエントリーをはてなブックマークに追加