耳鳴りを治す為に、まず入浴方法から改めてみませんか
耳鳴りに悩まされている人が近年増えていると言う事をご存知ですか。
一時的にキーンとした音が鳴る事は誰でも経験した事があると思いますが、これが慢性的に聞こえるようになる人が増えているのです。
人によっては一日中セミが鳴いているような音や、電車が走っているような音がする人もいてその症状も実に様々です。
この病は一度かかるとなかなか治すのが難しいものですが、そもそもどうしてこの症状は起こるのでしょうか。
耳鳴りが起こる主な原因は三つあります。
一つ目は生理的に起こるものです。
二つ目はストレスによるもので、現代社会ではこれが一番多いとされています。
三つ目は病気が原因で起こるもので、これは主に脳梗塞などが原因で起こりますが、この原因は耳鳴りに悩む人の中でもごく一部と言われています。
上において説明した内の二つ目である、ストレスによる耳鳴りについてもう少し詳しく説明します。
人間には体内の環境を無意識のうちに整える自律神経と言うものがあります。
これは意識して働かせる神経ではないため、本来は自分で勝手に働いて上手く体内をコントロールしてくれるものです。
しかし日々の度重なる慢性的なストレスと、食生活や生活リズムの乱れによってこの自律神経が乱れてくる人が増えています。
いわゆる、自律神経失調症と言うものです。
この自律神経失調症の症状の中に耳鳴りも含まれるのです。
そのため音が鳴る症状を少しでも改善するためには、まず自律神経を整えなければなりません。
この時に有効的なのが、入浴です。
日本人は毎日お風呂に入る民族ではありますが、この入り方が重要になります。
まず、夜寝る前のゆったりした時間帯にお風呂に入りましょう。
お湯の温度は39度前後の少しぬるめに保ち、そこに15分程度ゆっくり浸かります。
自律神経の働きが活発になってしまいますので、この時絶対に熱いお湯には浸からないように注意しましょう。
日中のストレスをこの時間で少しでもリセットして夜はぐっすり眠る事が、耳鳴りを治す第一歩ですよ。
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